派遣から直接雇用を目指す。契約社員では無く、正社員になれる?

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派遣から直接雇用を目指す。契約社員では無く、正社員になれる?

今は派遣社員で働いていても、いずれは正社員として働きたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

正社員になる方法の一つとして、派遣から直接雇用を目指すという方法があります。

今回は、直接雇用の実態について紹介していきます。

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派遣から直接雇用されるには?

どうすれば派遣から直接雇用されるのでしょうか。

派遣から直接雇用される方法

派遣から直接雇用されるにはいくつかの方法があります。

紹介予定派遣による直接雇用

派遣の期間満了後に直接雇用される前提で働き出す紹介予定派遣というものがあります。

しかし、紹介予定派遣で働いた場合に必ず直接雇用されるわけではなく、派遣先と労働者の双方が合意した場合にのみ直接雇用が実現します。

紹介予定派遣で働いて、実際に派遣から直接雇用に変わった人は54%となっています。

紹介予定派遣については以下の記事で詳細を書いています。

参考:紹介予定派遣とは?実態はどうなっている?

派遣先で直接雇用を提案される

紹介予定派遣のような直接雇用が前提となっていない派遣の場合においても、直接雇用される可能性はあります。

派遣先での働きぶりが優秀であった場合、上司から直接雇用の誘いを受けるということをよく聞きます。

かなり優秀な働きぶりをする必要がありますが、可能性としてないわけではありません。

ただ、派遣先の会社次第である部分が強く、いくら優秀であっても会社がそもそも誰も雇う状況になれば不可能となってしまいます。

派遣先で中途採用試験を受ける

特に大手の会社だと定期的に中途採用試験があります。

派遣社員として働いていても、その中途採用を受けることができます。

ただ多くの場合、職場上司の推薦が必要となります。

推薦が無くても受けることはできますが、受かることはほぼありません。

逆に推薦してもらえたのであれば、受かる可能性は他の人に比べて可能性が高くなります。

会社としても、実際の働きぶりを見た上で判断できる為、見極めがしやすいというメリットがあります。

この場合の良い点は、誰もがうらやむような大企業にも入ることが可能であるということ。

実際、学生時代の就職活動時にどこにも受からず派遣として働いていた人が、転職人気ランキング上位に入っているような大企業に受かり、逆転できたという話も知っています。

直接雇用される難易度

派遣から直接雇用される難易度は、かなり高いと言えるでしょう。

直接雇用を前提とした紹介予定派遣ですら、直接雇用されるのはおよそ半分です。

前提となっていない場合の難易度は相当低くなります。。

また、中途採用試験を受ける場合についても、相当優秀な働きぶり、実績を示さなければ推薦されることが難しいのが一般的です。

特に人気の企業では1%以下の可能性の場合もあります。

そして、推薦状書いてもらえたとしても受かるわけではありません。

直接雇用はいいことばかりではない

派遣から直接雇用を目指している人の多くは、正社員になることを目指しているでしょう。

しかし、直接雇用は正社員だけでなく、契約社員であることも多いです。

そして、むしろ不幸な状況になってしまうことも多いのです。

直接雇用の実態

紹介予定派遣では直接雇用された人のうち、正社員になることができたのは半分だけです。

また、通常の派遣で上司から直接雇用を提案された場合も契約社員であることが多いです。

企業としては、無期雇用の正社員を安易に雇用するよりも、有期雇用である契約社員を雇用したほうがリスクは低くなります。

もちろん、ゼロではありませんし、正社員になることができたという人も多いですが、一方で正社員を目指していたけれど、契約社員にしかなれなかったということも多いのです。

契約社員にすることで期間を延長できてしまう

企業が派遣から契約社員として直接雇用するメリットはもう一つあります。

それは、有期雇用期間の延長です。

派遣社員として雇用する期間は3年が限度となります。

そして、契約社員として雇用する期間は5年が限度となります。

まず派遣として働かせて、3年たった後で契約社員として直接雇用すればあと5年働かせることができるのです。

企業としても3年置きに新しい派遣の人が入ってくるよりも、仕事を覚えている人のほうがいい為、こういった対応をすることがあります。

もちろん、契約社員として5年働いた後で正社員に切り替わる可能性もあります。

労働基準局労働条件政策課  「無期転換ルールに関する雇止めの状況等について」によれば、4割の企業が契約社員の「何らかの形で無期雇用にしていく」と答えています。

契約社員から正社員

ただ、そこまで8年もかかってしまいます。

給料が下がることも多い

もし直接雇用された場合でも、それが契約社員の場合であれば、労働条件がむしろ悪化するという場合もあります。

契約社員に切り替わったことで給料が下がったということはよく聞く話です。

直接雇用よりも転職を目指すほうが可能性が高い

派遣から直接雇用される可能性はもともと低く、直接雇用されたとしても契約社員である可能性もあります。

派遣から契約社員、契約社員から正社員になるまでの道のりは8年もあるのです。

8年たったのちに正社員になれる保証もありません。

そういった点から正社員を目指すのであれば、派遣として働きながらも転職により正社員を目指すほうが可能性が高いのです。

正社員になる為に直接雇用を目指して派遣として働くこともいいでしょう。

しかし、派遣として働きながらも転職活動を行いながら正社員を目指すということを行ったほうがいいのは明白でしょう。

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