派遣元の会社、派遣先の会社がブラックだった時の対処法
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ブラック企業なんかで働きたくない。
それは誰もが思うこと。
しかしながら、ブラック企業という言葉が浸透し問題となっている今でも、まだまだ多くのブラック企業が存在します。
派遣社員として働く場合、派遣元の会社がブラック企業である場合と、派遣先の会社がブラック企業である場合があります。
そこで、今回は派遣元、派遣先の会社がブラック企業である場合を紹介しましょう。
派遣社員にとってのブラック企業とは
まずはブラック企業とはどいったものなのか簡単に紹介していきましょう。
ブラック企業の特徴
ブラック企業には、一般的に以下の特徴があげられます。
- 労働基準法に平気で違反している
- パワハラが平然と行われている
- 給料が安い
- 離職率が高い
ブラック企業の一番の特徴は、労働基準法に違反しているということ。
サービス残業が当たり前のようになっていたり、有給休暇を取らせなかったりと、労働基準法で定められていることを守りません。
労働時間は非常に長いけれど、残業代はでなく、そもそも基本給も低い為、給料がかなり低いという特徴もあります。
その結果、会社を辞めて転職する人は多く、離職率は非常に高いことが多いです。
派遣元の会社がブラック企業の場合
派遣社員として働く場合、労働基準法だけではなく派遣法も関わってきます。
派遣元の会社がブラック企業の場合、法律で禁止されている2重派遣を行ったり、社会保険に加入させてくれなかったりすることがあります。
また、簡単に契約を打ち切ったり、提示された時給とは実は違ったなんて場合もあります。
他にも、派遣先会社がブラック企業で問題が多い場合に、相談しても全く対処してくれないどころか、むしろなぜか怒られるなんて場合もあります。
関連:派遣法改正によるメリット、デメリット。転職の決断は早めにしたほうがいいかも。
派遣先がブラック企業の場合
派遣社員が最も直面するのが、派遣先の会社がブラック企業である場合。
サービス残業が当たり前のようになっている会社に派遣されると、同様にサービス残業につき合わせたり、上司がパワハラしてくるのも当たり前。
派遣社員であることを忘れ、正社員同様の仕事を押し付けてきて、できないと怒る、馬鹿にする。
派遣社員を馬鹿にすることが、個人ではなく会社全体に蔓延している場合もあります。
それが発展して無視、悪口、いじめといった問題も起こります。
ブラック企業にあたってしまったら
では、ブラック企業にあたってしまったらどう対処すればいいでしょうか。
派遣元がブラック企業だった場合
残念ながら派遣会社には、ブラック企業もたくさんあります。
それを問題視し、派遣事業を行う際には届出制を廃止し、全てを許可制にするといった派遣法の改正が行われました。
それでも、やはりまだブラック企業はあります。
もし、自分が登録した派遣会社がブラック企業だと感じたら、次回の契約は更新せずに辞め、違う派遣会社で働いたほうがいいです。
トラブルを避ける為に、契約満了の1ヶ月前には更新しないことを伝えるようにしましょう。
契約満了時ではない場合、損害賠償等を求めてくる場合もあるので注意が必要です。
派遣社員のような有期雇用の場合には、労働基準法で明示されている14日前までに退職することを言えばいいというのが通用しない為、契約満了までは働く必要があります。
もし、どうしても契約途中で辞めたいのであれば、労働基準法や派遣法に違反しているという証拠を持っておくといいでしょう。
派遣先がブラック企業だった場合
派遣先がブラック企業だった場合、まず行うのは証拠集めと、派遣元会社への報告です。
サービス残業が行われているのであれば、派遣元会社と派遣先会社の間での契約違反となります。
証拠を持って、問題を報告しましょう。
派遣社員で働く一つのメリットが、実際に働いている会社と、雇用契約お結んでいる会社が違うという点です。
正社員だと、直接雇用されているので、なかなか言いにくいですが、派遣社員であれば働いている場所の上司に言うわけではないので、言いやすいはずです。
その会社で働き続けるかどうかは、その後の改善具合などから決めればいいです。
我慢しすぎない
働いていると、これぐらいはしょうがない、言うと働きにくくなるといったことから我慢し続けてしまう人も少なくありません。
しかし、我慢しすぎた結果、精神的に病んでしまっては元も子もありません。
派遣社員として働くなら、そのメリットを活かした働き方をしましょう。
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