契約社員から正社員を目指すなら正社員登用に期待せずに転職しろ。5年を無駄にすることになる

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契約社員として働いているとよく聞くのが正社員登用。

最大でも5年までという雇用期間に上限のある契約社員にとって、正社員になれるというのは非常に魅力的なことですよね。

通常面倒で大変な転職活動をしなければならない正社員に、契約社員で働いていればいつかはなれるとなればつい飛びついてしまうのもわからなくはありません。

超有名な大企業であっても契約社員であれば転職するのもそこまで難易度が高いものではありません。そしてそこから正社員登用されるかもなんて考えたら普通に正社員に転職するよりも契約社員として働く方を選びますよね。

正社員登用は狭き門

まあ、実際はそんな甘い話はありません。もしも簡単に正社員になれるのであれば、それこそみんなまずは契約社員として働きますよね。

契約社員から正社員登用されるのははっきり言ってめちゃくちゃ狭き門です。

正社員登用制度ありとうたっておいて実は過去に一度も契約社員から正社員になった人がいないというのも良くあることですし、あってもたまたま正社員への枠が空いた時だけで数年に1人といった具合です。

大企業の場合、定期的に契約社員から正社員への登用試験が行われている場合も多々あります。

そこそこ大きな会社だと一人枠が空いたからという考えよりは、定期的に試験を行い優秀な人がいれば採用するという形をとっている場合が多いですね。

まあ毎年正社員になれるチャンスがあるというのは良いかもしれません。

けどそもそも母数が多いし、正社員として認められる基準自体がかなり高いので、なろうと思ってなれるものではありません。

まあ相当仕事に対して自信があればチャレンジしてみるのもいいかもしれませんが。

というわけで、契約社員を始める時に正社員になれるだろうなんて考えていてはだめですよ。相当運と実力があればなれるかもしれないというくらい軽い気持ちでいたほうがいいです。

ほとんどの人は契約社員のまま終わる

契約社員から正社員登用されるとしたら基本的には以下の流れ。

  1. 契約社員として数年働く
  2. 上司から声がかかる
  3. 正社員登用試験を受ける
  4. 試験に合格する
  5. 晴れて正社員に

まずハードルが高いのが2番。

タイミングが悪く正社員登用の話自体がないこともしばしばあるし、仕事ぶりを認められずに話を貰えないことのほうが多いです。話を貰えるだけで相当恵まれていることなんです。

上司と上手い人間関係を築いていかなくてはなりませんし、仕事もしっかりこなしていかなくてはなりません。上司もずっと同じというわけではなく、ころころ変わる可能性もありますから、全ての上司と上手くやっていく必要があります。

ほとんどの人はまずここで声をかけられずに契約社員のまま契約期間を全うし退職することになります。

まあそれをなんとかクリアして運よく上司に声をかけられたとしましょう。ただそれで終わりではありません。

今度は正社員登用試験に挑戦し、その会社の人事の人にも認められなければいけません。

正社員登用試験の倍率は会社によっても違うのですが、低くても数倍、高ければ数十倍になるので、ここでもまたほとんどの人が契約社員のまま終わることになります。

昔、私の知人にかなり大手の正社員登用のある会社に受かって働いている人がいました。その人は正社員登用あるからいつかは正社員になれると思い込んでいて、割とその会社で働いていることを自慢気に話してきました。

ただ残念なことに正社員になることはできず退職することになってしまいました。その後どういう道を進んだのかはわかりません。

契約社員として働いている人の中には、このように正社員登用のある会社に就職しただけで正社員になれたと勘違いしている人も少なくないような気がします。

ただ実態は決してそんなに甘いものではないのです。

5年も無駄にするなんて超危険な行為

契約社員として働く場合は最大で5年働くことができます。

正社員登用の声がかかるのは、およそ3年から5年までの間が多いです。

すなわち正社員登用されようと思ったら、それだけの期間は契約社員として働く必要があるというわけです。

まあそれで正社員になれれば問題はないですよね。

ただそんだけ働いたのに正社員になれなかった時はかなり厳しい現実がまっています。

25歳から働き始めたら30歳。30歳から働き始めたら35歳。

年齢が5歳も高くなり、正社員に転職する難易度が非常に高くなってしまうんです。

契約社員から正社員登用を目指すということは、このリスクを受け入れなくてはなりません。あなたは受け入れることができますか?

それでも正社員登用を目指すなら

まあこれだけ厳しい正社員登用。

ただ、普通に転職活動していては絶対に入れないような大企業に転職することができる可能性がゼロではないというメリットはあります。

リスクを背負う覚悟さえあるのならば契約社員から正社員登用を目指すというのもありなのかもしれません。

ただ正社員登用を目指すなら目指すで、会社選びには十分に注意してください。

会社によって正社員になれる可能性は違います。いくら仕事を頑張っても正社員登用制度があるだけで実績はない会社で働いていても意味はありません。

そこはよく調べ、また働きだしてからも会社の動向や自分の評価などを気にし、無理だと判断したら退職することも視野にいれた上で目指すようにしてください。

正社員に向けた取り組みとしてまずやらなくてはいけないのが転職サイト等への登録です。

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